有明海の「漂流ごみ」撤去進む 漁業への影響も懸念[2020/07/15 12:14]

 九州での大雨で、海に流れ出た「漂流ごみ」の撤去作業が福岡県の有明海沿岸で進められています。

 漂流ごみが堆積(たいせき)しているのは柳川市の有明海沿岸です。筑後川上流からの流木や生活ごみなどが約2キロにわたって帯のようにたまっていて、漁業への影響が懸念されることから福岡県が14日から重機などを使って撤去を続けています。県によりますと、たまった漂流ごみは少なくとも1400立方メートルに及ぶということです。また、球磨川が流れ込む八代海でも大量の漂流ごみが確認されています。国土交通省・九州地方整備局などで撤去を進めていますが、回収を終えるまでには時間を要するということです。

こちらも読まれています