孤立状態の村に仮設の橋 ブルーベリーの出荷再開[2020/07/16 12:06]

 大雨の影響で土砂が崩落し、孤立状態が続いている長野県喬木村で仮設の橋が架けられて農家がブルーベリーの出荷作業を再開しました。

 11日、喬木村の県道で土砂崩落が発生して大島地区の34世帯59人が孤立状態となっています。一方、集落ではブルーベリーの収穫が最盛期を迎えています。15日、物資の運搬などに使う仮設の橋が架けられ、4日ぶりに出荷ができるようになりました。
 出荷した農家:「生活をかけて作っている農作物を出荷できるというのは一番期待していた。こんなに早く出荷できるとは思いませんでした。ありがとうございました」
 県は迂回(うかい)路となる仮設道路の整備を進めていて、緊急車両は16日にも通行できるようにするということです。地区には90歳を超える住民もいるため、村の保健師が住民の健康状態をチェックするということです。

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