林新検事総長「国民の信頼取り戻すため使命全う」[2020/07/18 10:10]

 検察のトップに17日付で就任した林真琴検事総長(62)が会見し、「国民の信頼を取り戻すため、検察が重い使命を全うできるよう努めたい」と述べました。

 林真琴検事総長:「職員一人ひとりが常に検察の理念に立ち返り、検察権の行使が国民の信頼という基盤に支えられていることを意識し、公正、誠実さ、あるいはフェアネスといった点を重視した。適正な検察権の行使に努めなければならない」
 林総長は1983年に任官し、法務省の刑事局長などの要職を経て5月から東京高検の検事長を務めていました。林総長は今月17日の就任会見で、賭け麻雀で黒川弘務元東京高検検事長が辞職した問題などを受けて「国民の信頼を取り戻すため、綱紀の保持を徹底し、個々の検察官が重い使命を全うできるよう検事総長として努めたい」と述べました。また、政治と検察の距離については「検察官はどのような時にも厳正公平・不偏不党であるべきと考えている」と述べました。

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