成田空港で旧石器時代の遺物発見 滑走路新設を前に[2020/07/20 19:59]

 成田空港の拡張工事の予定地で旧石器時代から古墳時代の土器や住居の跡などが複数、見つかっていたことが分かりました。

 発見されたのは1万年以上前の旧石器時代の石器やその後の縄文時代の土器、古墳時代の竪穴住居跡などです。成田空港会社は滑走路の延伸や新設など機能強化のための工事を9年計画で行う予定で、今年3月からは工事予定地の発掘調査を進めていました。空港などは今のところ工事を予定通り進める方針ですが、今後の調査の結果によっては発掘現場の保存のための工事計画の変更もあり得るとしています。

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