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木星の周りを回る太陽系最大の衛星「ガニメデ」に半径7800キロメートルにも及ぶ巨大なクレーターがあることが分かりました。
木星の衛星「ガニメデ」は直径が約5270キロと地球の40%ほどある太陽系最大の衛星です。表面には40億年前に作られた「ファロウ」と呼ばれるしわのようになった古い地質が残っていることが知られています。神戸大学の平田直之助教授らの研究チームは、このファロウについて過去のガニメデの探査画像から再解析し、ファロウのしわが同心円状に広がっていることを発見しました。こうしたことから、ガニメデの表面に半径7800キロメートル、太陽系最大級のクレーターの跡が残っていることが分かりました。このクレーターは、40億年以上前に半径150キロメートルの小惑星が秒速20キロメートルで衝突したことでできた可能性があるということです。研究チームはこの小惑星が衝突後、ガニメデに与えた影響を調べていきたいとしています。
提供:加藤恒彦、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
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