30日に新型コロナウイルスの感染者が過去最多の367人となった東京都は、感染拡大を防ぐために都内の酒を提供する飲食店などに対して営業時間を短縮するよう求めることを決めました。
都内の感染者は、22日連続で100人を超えました。都によりますと、最近は会食によって感染する人の割合が増加しています。こうした状況を受けて30日に小池知事は都内の酒を提供する飲食店とカラオケ店に対し、営業時間の短縮を要請することを明らかにしました。来月3日から31日までの間、営業時間を午前5時から午後10時までにするよう求め、要請に応じた事業者には20万円の協力金を支払うとしました。小池知事は会見で「状況がさらに悪化した場合には、都独自の緊急事態宣言を発することも考えざるを得ない」と述べ、危機感を示しています。
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