6月の有効求人倍率1.11倍 6カ月連続の低下[2020/07/31 08:42]

 6月の有効求人倍率は1.11倍と6カ月連続の低下となりました。この半年ではオイルショック以来、45年ぶりの大きな下げ幅となっていて、新型コロナウイルスの影響が深刻です。

 有効求人倍率は仕事を求める人1人に対して企業から何人の求人があるかを示すもので、厚生労働省によりますと、6月は前の月から0.09ポイント下がって1.11倍でした。企業側の求人が減る一方で、職を求める人は2割近く増えました。職を失った人が緊急事態宣言の解除をきっかけに職を求める活動を再開したとみられています。この結果、去年12月からの6カ月では0.46ポイントの大幅な低下となりました。これは1974年のオイルショック以来、45年6カ月ぶりの下げ幅です。

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