“個人情報満載”支援金申請書 厚労省が別人に返送[2020/08/07 17:02]

 新型コロナウイルスの影響で職場を休んだ労働者に支払われる休業支援金の申請書に不備があったとして厚生労働省が返送した書類が、申請者とは別の人に送られていたことが分かりました。

 休業支援金は感染拡大の影響で職場を休んだにもかかわらず、勤務先から休業手当を受けられない中小企業の従業員が対象で、申請を受けたうえで支払われます。厚労省は申請書類に不備があったため本人に返送するはずの書類が別の人に送られるミスが、少なくとも9件あったと明らかにしました。書類には氏名やマイナンバーなどの個人情報が記入されていました。6日に誤って書類が届いた先から連絡があり、発覚しました。委託した業者が住所を誤って登録した可能性があるということです。加藤厚労大臣は「早急に原因を確認する」としています。

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