日航機墜落35年 坂本九さん妻「伝えていく」[2020/08/12 06:25]

 520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から12日で35年です。事故で亡くなった歌手・坂本九さんの妻で、女優の柏木由紀子さんは「忘れてはいけない日を多くの人に伝えたい」と語りました。

 1985年8月12日、群馬県上野村の御巣鷹の尾根に日本航空のジャンボ機が墜落しました。乗客乗員520人が犠牲となり、そのなかには歌手の坂本九さんもいました。
 坂本九さんの妻・柏木由紀子さん:「家庭で子どもたちとわいわいとべたべたやっていたのが皆、幸せだったというか。忘れてはいけない日ということを多くの人に伝えていかないと」
 35年が経った12日も慰霊登山が行われます。今年は新型コロナウイルスへの対策で参加者が集中しないように登山の日程が5日間に分散されました。恒例の灯籠(とうろう)流しは中止となり、追悼慰霊式は規模を縮小して行われます。

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