阿蘇山の噴火警戒レベル「2」から「1」に引き下げ[2020/08/18 14:46]

 気象庁は今年6月まで断続的に噴火が続いていた阿蘇山の噴火警戒レベルを「2」から「1」に引き下げました。

 熊本県にある阿蘇山では先月18日以降、火山性微動の振幅が小さく、火山ガスの放出量も6月中旬ごろからやや少ない状態で、6月16日以降、噴火は観測されていません。こうしたことから気象庁は今月18日午前11時、噴火警戒レベルを「火口周辺規制」の「2」から「活火山であることに留意」の「1」に引き下げました。ただ、阿蘇火山防災会議協議会は、火口周辺の整備や観光客の安全確保ができるまでは火口周辺の約1キロの立ち入りの規制は継続するということです。阿蘇山は去年4月に噴火警戒レベルが2に引き上げられ、その後、断続的に噴火が続いていました。

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