個々人の体感震度をアプリで共有 防災意識の向上に[2020/08/21 12:18]

 地震が発生した際に震度計ではカバーできない地域を含め、一人ひとりが感じた揺れを震度として共有するサービスが始まりました。救助活動などに役立てられることが期待されます。

 サービスは、慶応大学の大木聖子准教授とニュースアプリを運営するJX通信社が開発しました。気象庁から発表される震度情報は震度計がある場所の揺れを表しています。
 慶応義塾大学・大木聖子准教授:「リアルタイムでどんどんと、ポップアップで増えていくので、なんか自分だけ(震度)3で周り皆2だとか、そういうようなことで自動的なフィードバックになる」
 震度計から離れた場所の体感震度を共有することで、実際の揺れを知る手掛かりとなることが期待されています。大木准教授はこの情報が救助の初動態勢や防災意識の向上にもつながると期待しています。

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