小中学生の人数が過去最少に 文科省調査[2020/08/25 21:55]

 全国の小学校と中学校の生徒数が過去最少になったことが分かりました。

 文部科学省が公表した2020年度の学校基本調査の速報値によりますと、5月1日現在で全国の小学生は前年度より6万8000人ほど減って、約630万1000人となり過去最少になりました。東京都などの都市部では、人口の増加に伴って小中学生の人数も前年より増加しています。しかし、その他は減少傾向にあり、少子化が影響しているとみられます。これで小学生は31年連続で減少となりました。中学生も前年度より7000人ほど減少して約321万1000人で、こちらも過去最少になりました。また、大学の学部生は約262万4000人で、前年度より約1万5000人増えましたが、大学の講義を一部受けることができる聴講生などは、前年度より約1万6000人減少しました。こちらは、新型コロナウイルスの影響で募集できなかった大学が多くあったことなどが要因とみられるということです。

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