インフルエンザのワクチン 最多の3178万本確保へ[2020/08/28 19:41]

 厚生労働省は今シーズンのインフルエンザワクチンについて、去年より1割程度多い3178万本を確保できる見通しだと明らかにしました。

 厚労省によりますと、今シーズンのインフルエンザの予防接種ワクチンは、約3178万本を供給できる見通しで、比較できる2015年以降で最も多くなるということです。今年は、新型コロナウイルスと同時に流行することが懸念されていて、厚労省は65歳以上の高齢者や持病のある人、それに医療従事者などに優先して接種を呼び掛ける方針です。一方、国内外で開発が進んでいる新型コロナウイルスのワクチンについては、早期に実用化するために研究から生産、流通などすべての過程において厚労省が製薬会社をバックアップするとしています。

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