森会長とIOCバッハ会長が電話会談[2020/08/28 23:46]

 安倍総理大臣の辞意表明を受けて、大会組織委員会の森会長とIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が電話会談をしたことが分かりました。

 大会組織委員会の幹部によりますと、組織委の森会長は安倍総理の辞意表明を聞いたIOCのバッハ会長からの申し入れで、28日午後7時ごろから40分間、電話会談を行ったということです。会談では、来年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、政府が新型コロナウイルス対策を検討する新たな会議を設置することなどが話し合われたということです。総理が代わったとしても来年の開催に向けて引き続き準備を進めていくことを確認したということです。また、「安倍総理に個人的にお見舞いの言葉を伝えてほしい」と話したバッハ会長に対し、森会長は「自分も驚いたが、お見舞いの言葉はしっかり伝える。大会開催に向けて日本政府としてきちんとやっていくし、自分も引き続き頑張っていく」と話したということです。森会長は安倍総理の辞意表明に対し、「コロナ対策はじめ全面的なご支援を頂き、改めて御礼を申し上げる。総理を退かれても引き続きご支援をお願いするとともに回復を祈念申し上げる」などとコメントしています。

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