渡り鳥への影響は…モーリシャスに鳥の専門家ら派遣[2020/09/01 17:58]

 モーリシャスで貨物船が座礁して大量の油が流出した事故で、渡り鳥への影響を調べるために小泉環境大臣は新たに鳥類の専門家らを派遣することを発表しました。

 モーリシャスの沖合で日本の貨物船「WAKASHIO」が座礁した事故では油の流出や水の濁りによって生態系への影響が懸念されています。環境省はこれまで、現地でサンゴやマングローブの調査をしてきましたが、新たに鳥類の専門家ら3人を2日に現地に派遣すると発表しました。モーリシャスでは例年10月以降にカニチドリなどの渡り鳥が海岸や川に飛来します。そうした渡り鳥が来る前に餌(えさ)などに問題が出ていないかどうか調査をするということです。

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