小池知事 9度目の補正予算案提出へ[2020/09/03 00:55]

 東京都の小池知事は2日、高齢者施設の従業員や利用者へのPCR検査の費用などを盛り込んだ3400億円規模の補正予算案を都議会に提出することを明らかにしました。

 小池知事:「高齢・障害者施設のPCRですね、これも戦略的に行う。それが30億円。4000床目指してベッド数を確保していて、費用が600億円」
 小池知事はこのように述べ、約3400億円規模の補正予算案を今月の都議会に提出する考えを示しました。高齢者や障害者施設の入所者と職員のPCR検査については約15万人が対象となっているということです。また、インフルエンザと同時に流行した場合には医療体制が逼迫(ひっぱく)する恐れがあることから、高齢者にインフルエンザのワクチン接種を促すための費用も盛り込まれる見通しです。都は今年度、これまでに新型コロナ対策として8度の補正予算を編成していて、額は約1兆3600億円に上っています。

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