社会

2020年9月3日 21:48

気象庁 台風10号最大級の警戒呼びかけ

2020年9月3日 21:48

広告

 気象庁は台風10号が特別警報級の勢力となる恐れがあるとして、接近が予想される沖縄や九州地方などの住民に4日までに備えを終わらせるよう呼び掛けました。

 予報課・杉本悟史主任予報官:「強い台風10号は今後、特別警報級の勢力まで発達。広い範囲で甚大な影響を受ける可能性。あす4日までに台風への備えを終わらせるようにお願いします」
 気象庁は3日午後に会見し、台風10号が5日から6日にかけて沖縄地方に6日から7日にかけて奄美から九州を中心に接近または上陸することが予想されると明らかにしました。そのうえで、台風の接近が予想される地域に対して記録的な大雨や暴風などの恐れがあるとして4日までに台風への備えを終わらせるよう呼び掛けました。また、会見には国土交通省の担当者も出席し、大雨による河川の増水や氾濫などが起きる可能性があるとして避難場所をあらかじめ確認したり、台風が接近する前に避難することも検討してほしいと話しました。また、九州にあるダムでは事前放流を実施する予定だとということです。

広告