「幻のキノコ」電球製造の会社が栽培 お味は?[2020/09/04 09:02]

 静岡県島田市のふるさと納税返礼品に「幻」と呼ばれるキノコが採用されました。そのキノコを栽培するのは車の電球の製造会社です。一体、どういうことなのでしょうか。

 「幻のキノコ」と呼ばれる「ハナビラタケ」です。ハナビラタケは高級食材としてレストランやすき焼きで有名な「浅草今半」でも使用されています。栽培は非常に難しいと言われていますが、島田市で自動車用の電球を製造する大井川電機製作所が生産に乗り出しています。
 大井川電機製作所・中河満社長:「車で使われている電球もLED(発光ダイオード)化という波がいずれ来るだろうと。他の何か違う事業を始めなきゃいけないなと。社員に『色んなアイデアを出して下さい』と。そのなかに『ハナビラタケ』というものが入っていたわけです」
 1967年に電球事業で創業したこの会社が、新事業として目を付けたハナビラタケの栽培。もちろん、キノコ栽培の技術者は1人もおらず、生産者を見つけてノウハウを学んだこともありました。環境作り、そして試行錯誤を繰り返し、栽培開始から5年ほど経った今では月に8000パックものハナビラタケが製造されています。
 大井川電機製作所・中河満社長:「電球生産で培った品質とかお客様に対する納期管理とか工業製品と同じようにハナビラタケを育てていますので、国内だけでなく、せっかくおいしいものは海外にもと思っています」

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