台風直撃の長崎・平戸 建物の被害が徐々に明らかに[2020/09/07 11:38]

 大型で強い勢力を保ちながら九州の西側を一晩かけて北上した台風10号はピークは過ぎたものの、いまだ暴風域、強風域に入っている地域がいくつもあります。長崎県平戸市から報告です。

 (延増惇記者報告)
 (Q.平戸市はどのような状態か?)
 台風が直撃しました平戸市のホテルの中からお伝えしています。平戸市の台風10号による被害が徐々に明らかになってきました。足元にはプラスチックの破片や外壁の破片、ステンレス製の棒状の窓枠が飛び散ってます。さらに、宴会場につながる階段にはゴムケーブルが垂れ下がっています。そして、先ほどあった窓枠が折り重なっていて、すべて強風で飛び散ったものです。ガラスもいっぱい散乱し、立て掛けていた絵画も崩れようとしています。
 いったい何が起きたのかといいますと、今回の台風の強風によって外壁にあった窓枠が崩れてしまいました。縦2メートル、横4、5メートルぐらいのガラス窓が上と下にあり、これが根こそぎ風によって持っていかれたということです。それだけ台風10号による強烈な風の威力を物語っていると思います。今回の台風で壁が崩れた後も何度も何度も吹き付けて、飛び散った破片が奥の方まで広がっていったと思われます。そして、天井も崩れて少し湿っていました。雨漏りもしていて、雨、風ともに非常に強かったことが分かると思います。
 外壁の内側にも散乱してますが、窓枠が外にも落ちてしまっています。最大瞬間風速も午前4時ごろに観測しました。職員によりますと、この窓枠が崩れてしまったのは大体、午前4時から午前5時だったのではないかということです。最大瞬間風速を観測した時間帯と大体、重なることからかなり衝撃のある風だったことがうかがえしれると思います。
 (Q.避難されている人もいると思うが、けが人などの情報は?)
 けが人などはいません。客室は本館とは反対側なので、ここは一般の利用者が使う階段ではありません。ここは宴会場へつながる階段ですが、その宴会場は台風9号の影響を受けて閉鎖をしていたので利用する人も通行人もいないということで、特に人的被害はありませんでした。
 (Q.雨、風含めどうだったか?)
 未明から明け方にかけて地鳴りのような非常にすさまじい風が幾度となく吹き付けていて、ホテル全体がゴーッと地震があったんじゃないかと思うぐらい強かった印象です。別の宴会場などの避難スペースに身を寄せ合って過ごされるケースもありました。

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