コロナのワクチン購入に予備費6714億円 閣議決定[2020/09/08 11:48]

 加藤厚生労働大臣は8日の閣議後会見で、海外で開発が進む新型コロナウイルスのワクチンの購入に向けて今年度の予備費から6714億円を支出することが決まったと明らかにしました。

 新型コロナウイルスのワクチンを巡っては、政府はこれまで来年6月末までにアメリカのファイザー社と1億2000万回分をまた、イギリスのアストラゼネカ社とも来年から1億2000万回分の供給を受けることで合意しています。このほか、アメリカのモデルナ社とも来年上半期以降、4000万回分以上の供給を前提に交渉が進められています。これを受けて、政府は8日の閣議で各社との正式な契約に向け今年度の予備費から6714億円を支出することを決定しました。政府は、来年の前半までに全国民分のワクチンを確保することを目指しています。

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