コロナ危機 静岡おでんが奇策“おでニック”[2020/09/09 19:41]

 9日、東京では新たに新型コロナウイルスの感染者が149人確認されました。頼みのワクチン開発に不安な情報も出るなか、客足が遠のいてしまった静岡おでんの名店が意外なアイデアでピンチを乗り切ろうとしています。

 8日に6人が新型コロナウイルスで亡くなった東京都。9日の新たな感染者数は149人で、2日連続で100人を超えました。特効薬として期待されるのがワクチンです。しかし、暗雲が…。
 アメリカの医療関連メディアは、製薬大手「アストラゼネカ」がオックスフォード大学と共同開発している新型コロナウイルスのワクチンについて、治験の参加者に深刻な副作用が出た疑いがあると報じました。ワクチンの治験を中断すると発表しています。また、アストラゼネカは「第三者委員会が安全性のデータを見直すための標準的な評価過程だ」と声明を出しました。このワクチンについて日本政府は、来年から1億2000万回分の供給を受けることで合意していました。
 その新型コロナの影響で今も苦境に立たされている飲食店。そんななか、地元の名物を使って奇策に打って出た店主が静岡にいました。真っ黒いスープが特徴のソウルフード「静岡おでん」を開放的空間が広がる観光名所「駿府城公園」でピクニックスタイルで食べてもらうというアイデア、その名も“おでニック”です。公園内の好きな場所で密を避けながら食べてもらうというのです。杉浦さんは静岡おでんの中心地ともいわれる青葉横丁と駿府城公園でおでん屋さんを営んでいました。しかし、新型コロナの影響で売り上げが落ち込み…。
 おでんやおばちゃん駿府城公園店・杉浦孝店主:「売り上げがないのにお金が出ていく状態が続けば多分、両方のお店をやめざるを得ない。駿府城公園は特殊な場所なので、なおさらそっちに専念してみようか」
 杉浦さんは6月に横丁の店をたたみ、1店舗に絞っておでニックで再起をかけたのです。杉浦さんの挑戦はまだ始まったばかりです。

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