激戦地タラワの戦没者 DNA鑑定で身元確認相次ぐ[2020/09/09 20:38]

 DNA鑑定で身元の確認が相次いでいます。太平洋戦争の激戦地・太平洋中部のタラワ環礁で見つかった遺骨が新たに旧日本軍兵士の男性と確認されました。遺品がないなか、DNA鑑定だけで身元が確認されたのは先月に続き2人目です。

 太平洋中部のタラワ環礁では旧日本軍の約4200人とアメリカ軍約1000人が死亡しました。去年、アメリカ政府から日本と韓国に対し、アジア人とみられる162点の遺骨のサンプルが提供されていました。厚生労働省がこれまでに日本人遺族約150人のDNAと照合した結果、先月の1人に続いて新たに1人が日本人遺族との間に血縁関係があることが確認されました。遺骨はハワイで保管されていて今後、日本に運ばれる予定です。厚労省はこれまで原則として遺品などがある場合にDNA鑑定をしてきましたが、遺品がない遺骨で身元が確認されたのはこれで2人目です。厚労省は遺族からのDNA鑑定の申請は引き続き受け付けているほか、沖縄でも遺品がない遺骨のDNA鑑定を進めていて今後、硫黄島の遺骨でも進めていくとしています。

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