東京オリパラ 50項目余りで簡素化検討[2020/09/15 23:26]

 東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会は来年に延期された大会の追加経費を抑えるため、50項目余りで簡素化を検討していることを明らかにしました。

 東京大会は来年に延期されたことにより、数千億円の追加経費がかかるとされています。これを受け、大会組織委員会は15日の理事会で大会の簡素化に向けて50項目余りの見直しを進めていることを報告しました。リストアップされた項目は「ヒト」「モノ」「盛り上げ」「収入関連等」の4つの分野に分けられています。まず、ヒトについては「オリンピックファミリー」と呼ばれているIOC(国際オリンピック委員会)の関係者に向けて用意されたイベントやレセプションなどの見直しです。また、モノについては選手村や練習会場の運営期間や大会関係者向けの輸送バスの運行スケジュールなどの見直しが挙げられています。組織委はIOCと24日から2日間にわたって会議を行い、これらの見直し案について合意したいとしています。

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