上半期の大麻事件 過去最多の去年上回る[2020/09/18 20:09]

 今年上半期の薬物や外国人が関わる犯罪のまとめが発表され、大麻に関わる検挙人数は過去最多だった去年の同時期を上回るペースとなりました。

 警察庁によりますと、今年上半期の薬物に関わる事件の検挙人数は前の年の上半期よりもわずかに増え、6321人でした。また、大麻に関わる検挙人数は過去最多となった去年を上回るペースで2261人となりました。そのうち中高生は91人でした。一方、航空機を利用した覚醒剤の密輸事件の検挙件数は去年の同時期と比べて73件から20件と大幅に減少していて、警察庁は背景に新型コロナウイルスの影響で航空機を利用しづらかったことがあるとみています。また、検挙された来日外国人の国籍はベトナムが去年に続いて総検挙人数の5266人のうち32%を超えて最も多く、2番目は24%を超えた中国でした。

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