国枝選手“五輪に一歩近づいた” 組織委と意見交換[2020/09/18 23:33]

 テニスの全米オープンで優勝した国枝慎吾選手は18日に大会組織委員会と意見交換を行い、「オリンピック・パラリンピックに一歩近付いた」と話しました。

 国枝慎吾選手:「選手はホテルに到着してからPCRを受けて、その2日後にもう1回PCRを受けて、それからまた4日後にPCRを受けてと」
 今月、アメリカで行われたテニスの全米オープン車椅子の部の男子シングルスで7度目の優勝を飾った国枝選手は、自身が体験した大会の新型コロナウイルス対策について大会組織委員会の幹部と意見交換を行いました。そのうえで、国枝選手は「世界中から選手が集まる全米オープンはオリンピック・パラリンピックに一番近い。クラスターなく終わり、東京大会の開催に一歩近付いたのでは」と話しました。組織委員会の中村英正ゲームズ・デリバリー・オフィサーは「色んな対策をして今、世界中でスポーツが行われていることを考えると、来年の大会がないなんてことはないと思っている」と述べ、安全安心な大会の開催に向けて意欲を示しました。

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