厚労省 来年度の概算要求 過去最高の約33兆円[2020/09/25 13:15]

 厚生労働省が来年度予算の概算要求で過去最高の32兆9895億円を計上したことが分かりました。

 厚労省によりますと、概算要求では雇用の維持や失業者の再就職に向けた支援のほか、不妊治療の助成金を増やす方針などが含まれています。要求額は32兆9895億円で過去最高です。一方で、新型コロナウイルス対策については今後、費用が発生するとみられる項目名だけを示し、具体的な額は出していません。項目として保健所の機能の強化、PCR検査や抗原検査などの体制作り、ワクチンや治療薬の開発や確保などが挙げられています。具体的な金額は感染状況などを見ながら年末までに決めていくということです。

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