新型コロナの入院対象見直し 来月政令改正へ[2020/09/25 22:58]

 新型コロナウイルスの入院措置について、厚生労働省は来月中に重症化リスクのある人に対象を絞る方針です。

 新型コロナウイルスは感染症法で「指定感染症」に位置付けられ、軽症や無症状であっても原則、全員が入院となっています。しかし、今後インフルエンザが同時に流行した場合、今の入院措置では医療が逼迫(ひっぱく)すると指摘されていました。厚労省の作業部会は先週、入院措置の対象について65歳以上の高齢者や持病のある人など重症化リスクの高い患者に絞ることで合意していて、25日に審議会である有識者会議でも了承されました。厚労省は来月中に政令改正を目指すということです。

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