著名人を含め自ら命を絶つ人が増加しているなか、専門家は「自殺した人の9割は精神科の診断がつく」と指摘し、早めの治療が必要だと呼び掛けています。
日本自殺予防学会・張賢徳理事長:「一般論として自殺で亡くなってしまう人の9割くらいは精神科の診断がつく。ぜひ本当に医療機関や相談機関に相談してほしい」
日本自殺予防学会の張理事長は自ら命を絶ったほとんどの人についてうつ病などと診断できるとして、早めの治療開始が一番の予防方法だと指摘します。
日本自殺予防学会・張賢徳理事長:「日本の場合『自殺は本人が決めたことだからしょうがない』『周りが言う問題じゃない』と捉えられると自殺を防ごうという機運は盛り上がらない」
張理事長は「SOSを出すことが恥ずかしくない社会的認識が広まる必要がある」としています。
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