太田監督「ドキュメンタリー沖縄戦」LA映画祭で受賞[2020/10/07 10:34]

 沖縄戦を日米双方の視点で描いたドキュメンタリー映画がロサンゼルスで開かれた映画祭でベスト・ドキュメンタリー賞を受賞しました。

 「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」は日本で唯一地上戦が行われ、民間人を含む20万人以上が犠牲になった沖縄戦を日米双方の視点で描いています。ナレーションは満州で撃たれた経験を持つ俳優・宝田明さんらが務めています。
 太田隆文監督:「驚きました。沖縄という島で日本とアメリカが戦ったというのを日本人が作って日本人だけが見たのでは意味がない。やはりアメリカ人が見てこそ意味があるし、とても大きな意味がある」
 受賞を決めたロサンゼルス日本映画祭は今年で15回目を迎えましたが、新型コロナの影響でオンラインでの開催となりました。「沖縄戦」は21日まで沖縄市シアタードーナツで上映されるほか、京都市や神奈川県厚木市の映画館で公開される予定です。

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