運転免許デジタル化 2026年度に運用開始へ[2020/10/16 23:31]

 小此木国家公安委員長は運転免許証のデジタル化について2026年度の運用を目指し、年内にも具体的な工程表をまとめたいとする考えを示しました。

 16日、小此木国家公安委員長は河野行政改革担当大臣、平井デジタル担当大臣と3人で会談を行い、運転免許証のデジタル化について話し合いました。会談後、取材に応じた小此木委員長は現在、都道府県ごとに分かれている免許証のデータベースを2022年度から2025年度にかけて全国共通のシステムに変更したうえでマイナンバーカードのICチップに免許証の情報を登録して2026年度中に運用を始めたいと述べました。運用が始まれば、自治体や免許証の住所変更の手続きが一本化されるなど利便性が向上するとしています。小此木委員長は免許のデジタル化に向けた具体的な工程表を年内にもまとめたいとしています。

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