福島第一原発 建屋内の調査 高い放射線量に阻まれ[2020/10/17 06:19]

 福島第一原発1号機の原子炉建屋2階にある施設に事故後、初めて人が入って非常に高い放射線量のなか、調査を行いました。

 原子力規制委員会の調査チームは9日、1号機原子炉建屋の空調機械室を事故後、初めて調べました。事故当時は毎時5シーベルト以上だった空間線量は現在も80ミリから100ミリシーベルトと依然として高く、詳細な調査はできませんでした。規制委は格納容器の圧力を下げた「ベント」の成果がどうだったかなど引き続き調べる方針です。

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