東京・調布市の住宅街で道路が陥没した問題で、原因を調査している有識者委員会の委員長は地下で行われていたトンネル工事について「因果関係がないとは言い切れない」と述べました。
有識者委員会・小泉淳委員長:「絶対それ(トンネル工事)が原因だと断定するのは、まだまだ今の段階では早い。ただ、因果関係がないとは言い切れない」
ネクスコ東日本は19日に第1回の有識者委員会を開き、道路が陥没した経緯や地下で進めていた外環道のトンネル工事について説明しました。トンネルの掘削作業は地下約47メートルの場所で行われていて、約1カ月前に陥没現場の真下を通過し、現在はさらに130メートルほど北側まで掘り進められていました。ネクスコ東日本は工事をいったん中止し、陥没の原因を調べることにしています。
広告