社会

ABEMA NEWS

2020年10月23日 09:54

視覚障害者の転落事故受け 線路上の退避場所を体験

2020年10月23日 09:54

広告

 視覚障害者が駅のホームから転落して電車に接触する事故などが起きていることを受け、実際に線路上で退避スペースに入るなどの体験会が開かれました。

 今年に入ってから東京のJR日暮里駅と阿佐ケ谷駅で視覚障害者がホームから転落し、電車にはねられて死亡する事故が起きています。こうした事故を受け、JR東日本は視覚障害者30人を招いて体験会を開催しました。参加者はJRの担当者から説明を受けながら実際に線路に降りて電車やホームの位置関係を確認したり、ホームの下にある退避スペースに入ったりするなどしました。
 体験会の参加者:「都電荒川線が走っているんですけど、そのホームから1回落ちたことがあります。これ(退避スペース)が見つけられれば安心です。ただ、どこにあるのか分からないので、それをどうやって見つけるか」
 JR東日本は「他のお客様に非常ボタンを押してもらえるように、ホームから落ちた際は大きな声で知らせてほしい」としています。

広告