“平均寿命”20年後65歳迎える女性2割が100歳まで[2020/10/23 11:37]

 厚生労働省は20年後の2040年に65歳を迎える人のうち、女性の2割が100歳まで生きるとする推計を発表しました。「人生100年時代が本格的に射程に入ってきた」としています。

 厚労省は今年度の「厚生労働白書」で、高齢化がピークを迎えるとされる2040年にかけて平均寿命が2年延びる見通しだと発表しました。そのうえで、2040年に65歳になる人は女性の2割が100歳まで、男性の4割が90歳まで生きると推計し、「人生100年時代が本格的に射程に入ってきた」とまとめています。単身世帯は全体の4割になり、生活の支えが必要な高齢者世帯は1.5倍に増えるため、新たなつながりや支え合いが求められるとしています。

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