2050年温室効果ガス実質ゼロ表明方針に小泉大臣は…[2020/10/23 20:57]

 菅総理大臣が臨時国会で2050年までに温室効果ガスを実質ゼロとすることを表明する方針であることについて、小泉環境大臣は自治体の宣言がつながったと話しました。

 小泉大臣:「ゼロカーボンシティという自治体の2050年のゼロ宣言。こういったうねりを高めてきたのもそのためですから」
 温室効果ガス実質ゼロとは二酸化炭素などの排出量から森林の光合成などによって削減される量を差し引きゼロにするもので、菅総理は初めての所信表明演説で2050年までの実質ゼロを表明する方針です。環境省は去年から自治体に実質ゼロの表明を呼び掛けていて、これまでに東京都など160を超す自治体が表明していますが、国は実効性の問題などから表明していませんでした。環境省は今後も経済界と連携し、脱炭素に向けて取り組んでいくとしています。

こちらも読まれています