コロナと同時流行懸念 全世代でインフル予防接種[2020/10/26 12:06]

 新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されているインフルエンザのワクチンの接種が26日からすべての人を対象に始まりました。

 厚生労働省によりますと、今シーズンのインフルエンザワクチンは過去5年で最も多い6650万人分を供給できる見通しです。新型コロナウイルスとの同時流行の可能性が指摘されるなか、1日から重症化リスクの高い65歳以上の高齢者などへの接種が優先的に行われていました。26日からはすべての人が対象になります。
 予防接種を受けた女性(60):「このところ(ワクチン接種を)していなかったが、新型コロナのこともあるので接種しようと」
 厚労省は本数に限りがあることから医療従事者や妊婦、小学2年までの子どもなどは早めに接種するよう呼び掛けています。これまでのところ、全国のインフルエンザの患者は例年と比べて大幅に少ない状況です。

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