教育への“違和感”と戦う大学生起業家が語る未来[2020/10/28 23:30]

『未来をここからプロジェクト』。報道ステーションでは『未来を人から』と題しまして、5日間連続で、時代の最先端を行く人たちに“未来”について聞いています。第3回目は、小中高生のための“起業家育成塾”を経営する大学生・仁禮彩香さん(23)です。 起業家育成塾では、“人間力”を育むことを大切にしているといいます。
仁禮彩香さん:「大人が受けても差し支えないレベルの授業を小学生とかが、すべて理解できてるかというと、全然、理解できてないけど、でも本質的に大事なこととか、必ず1個は吸収できている」

仁禮さんは、中学2年生で起業。高校1年生のときには、母校を買収するなど、教育界に新たな風を吹き込み、注目を集めています。 仁禮さんが目指すのは“教育の再定義”です。
仁禮彩香さん:「自分がどんな人間なのか向き合うことが大事。自分の人生を自分でデザインできる。日本の教育にはデザインされていない。今は勉強を頑張るか、スポーツを頑張るか、経済を絡めたものづくりをするとか。“0から1”で仕事を作っていくとか、そういうアウトプットの機会が少ない。足りていない教育のバリエーション、教育のあり方が多様になればいいなと思う」

仁禮さんが見つめる、未来とは。
仁禮彩香さん:「色々な人がいて、色々なやり方があって、全てに全ての人が賛同することはないけど、違いのある人たちが、それぞれの場所で生きられる世界であってほしい。エラーな部分を出せていけると、そこに仕組みを導入できたりとか、人の助け合いの心が生まれたり、教育の現場も人が育まれる環境になればなと思う」

なお、インタビューの完全版は記事下の【「教育への“違和感”と戦う大学生起業家が語る未来」完全版】からご覧いただけます

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