“最強AI技術者集団”率いる西川徹が見る未来[2020/10/29 23:30]

『未来をここからプロジェクト』。報道ステーションでは『未来を人から』と題しまして、5日間連続で、時代の最先端を行く人たちに“未来”について聞いています。第4回目は、高いAI技術を誇るベンチャー企業『プリファードネットワークス』のCEO・西川徹さん(37)です。

『プリファードネットワークス』は、全自動で片付けてくれるロボットを発表したり、レントゲン画像や血液からガンの可能性を検知するシステムのAIを開発中です。さらに、AIだけでなく、スーパーコンピューターまで自前で作り、今年、世界一に輝きました。“日本最強のAI技術者集団”とも呼ばれ、その企業価値は3500億円以上ともいわれています。
西川徹さん:「深層学習が持つ色々な状況に対応できる力というのは、多様な環境に対応できる力というのは、現実世界の問題を解くうえで、極めて重要な意味を持つのではないかと、私たちは考えている」

日本有数のAI技術者集団を率いて、名だたる大企業と手を組む西川さんに多大なる影響を与えた人物がいます。
西川徹さん:「水樹奈々さんのグッズ。奈々さんのことを知ることがなかったら、会社は続いてない。奈々さんが書いた『深愛』という本があって、私も熟読させていただいているけど、そこで“前例のないことをやる”という言葉がとても印象的。私自身も、常に前例のないことをしていかないといけないと。特にテクノロジーの世界で突っ走っていくと」

AIの最先端から見える未来とは。
西川徹さん:「私自身は、人間の可能性を信じている。ここは人間じゃないと解けないというタスクはたくさんある。人間ってすごいなと思うことは、逆にAIをやっている立場だから見えてくるものがある。これまでも色々とテクノロジーは出てきてた。多分、20年前の人から見たら今、『iPhone』『Android』 のスマホでこんなことができているなんて想像もつかなかったと思う。でも、今、我々は普通にそういう複雑なデバイスを当たり前の様に使いこなしている。なので、人間の持つ適応能力というのは、凄まじいものがあると思う。人間は、それに適応して、ものすごい能力、さらに、今とは違った次元の能力というのを発揮できる様になるのではないかと思う」

なお、インタビューの完全版は記事下の【「“最強AI技術者集団”率いる西川徹が見る未来」完全版】からご覧いただけます

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