“ドギーバッグ”制度化も検討 「食品ロス」対策[2020/10/31 10:55]

 国内で年間に612万トンの食べ物が廃棄されている「食品ロス」の問題で、環境省などは外食での食べ残しを持ち帰る仕組みなどの検討を始めました。

 環境省によりますと、3年前の調査でまだ食べることができるのに廃棄している、いわゆる食品ロスの量は国内で年間に612万トンで、国連が世界で食糧支援している量の約1.6倍となっています。
 小泉環境大臣:「とにかくスピード感を持って国民が当たり前だと感じているそういった改革を実行して進めていく」
 30日から始まった「食品ロス削減の推進に関する関係省庁連絡会議」では、外食した際に食べ残したものについて持ち帰ることを促進する方法などを議論します。年内に各省庁が課題を洗い出し、制度化についても検討するということです。

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