天皇陛下が勲章授与、お祝いの言葉 文化勲章親授式[2020/11/03 17:36]

 天皇陛下は皇居で文化勲章の受賞者に勲章を授与し、「文化の向上に尽くされたことを誠に喜ばしく思います」とお祝いの言葉を述べられました。

 文化勲章の親授式は皇居の宮殿「松の間」で行われ、東京スカイツリーのデザインを監修した彫刻家の澄川喜一さん(89)ら3人に陛下から勲章が手渡されました。脚本家の橋田壽賀子さん(95)らは欠席しました。澄川さんが代表してあいさつすると、陛下は「長年、努力を重ね、大きな業績をおさめられ、文化の向上に尽くされたことを誠に喜ばしく思います」「くれぐれも体を大切にされ、今後ともそれぞれの分野の発展のために尽くされますよう願っております」とお祝いの言葉を述べられました。
 人形作家・奥田小由女さん:「ますます美術とか文化が栄えていきますように、日本の良さが世界に発信できるように努めて参りたいと思います」
 例年、両陛下は文化勲章の受賞者や文化功労者を招いた茶会を催されますが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため行わないということです。

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