中央道関連工事で耐震不足 業者の別の現場を調査[2020/11/09 12:09]

 中央自動車道をまたぐ橋の耐震補強工事で鉄筋が不足していた問題で、福岡県は工事を請け負った業者が過去に受注した県内の工事について不備がないか調査を始めました。

 福岡県が調査しているのは、宗像市の大島産業が過去10年間に受注した20件の工事です。宗像市内の橋梁工事現場では9日、県土整備事務所などの関係者が出向き、ドローンを使って大きなひび割れがないか改めて確認を行いました。大島産業が受注した中央道に架かる橋の耐震補強工事では、必要な鉄筋が8本足りないことが分かり、ネクスコ中日本が工事をやり直すことにしています。大島産業は「鉄筋が不足していたことは分かったが、手抜きではなく管理不足だった」としています。

こちらも読まれています