小柴昌俊さん(94)死去 2002年にノーベル物理学賞[2020/11/13 15:21]

 ノーベル物理学賞を2002年に受賞した東京大学特別栄誉教授の小柴昌俊さんが亡くなりました。

 小柴さんは1926年、愛知県豊橋市生まれです。1951年に東京大学理学部物理学科を卒業し、天体物理学の研究者として東京大学の教授を務めました。1987年に東京大学を退官した後は名誉教授となり、2002年に宇宙から飛来する素粒子「ニュートリノ」の観測に成功してノーベル物理学賞を受賞しました。この年はノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんとの「日本人ダブル受賞」でした。東京大学によりますと、小柴さんは今月12日夜に亡くなったということです。94歳でした。

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