東京都 コロナ警戒レベル「最も深刻」へ最終調整[2020/11/18 09:42]

 東京都は新型コロナウイルスの感染者増加を受けて、都独自の感染状況の警戒レベルを4段階のうち最も深刻な「感染が拡大している」に引き上げる方向で最終調整していることが分かりました。

 都内の「感染状況」と「医療提供体制」は現在、いずれも4段階のうち2番目に深刻なレベルとなっています。しかし、一日あたりの感染者数は11日から4日連続で300人を上回り、感染経路が分からない人の割合が増えるなど感染状況が悪化しています。こうした状況を受けて、都は独自の感染状況の警戒レベルを最も深刻な「感染が拡大している」に引き上げる方向で最終調整していることが関係者への取材で分かりました。一方で、医療提供体制については2番目に深刻な「体制強化が必要」に据え置かれる見通しです。19日、都の幹部や専門家が参加する会議で示される予定です。

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