対面授業求める文科省 大学側はオンライン主体で[2020/11/19 11:56]

 コロナ禍での大学の授業をどうしていくのか。萩生田文部科学大臣と大学の学長らで意見交換が行われ、文科省側と大学側とでオンライン授業などを巡る意見の違いが浮き彫りになりました。

 萩生田文部科学大臣:「学生たちの声にしっかりと向き合い、可能なものは感染対策講じたうえで、対面による授業の実施も検討頂きたいと考えている」
 19日朝に都内で開かれた国公私立大学の学長との会合で、萩生田大臣は対面授業がいまだに受けられないといった学生の声があることを紹介し、今よりも対面授業を増やして学生にとってより良い環境を整えてほしいと話しました。一方で、大学側からはオンラインを主体に対面授業も取り入れて進めていきたいといった意見が出されました。会合の後、萩生田大臣は「毎日パソコンの前で授業を繰り返している学生が精神的にいい環境にあるとは思えない。大学には学生が納得する形で取り組んでほしい」と話しました。

こちらも読まれています