三島由紀夫 没後50年 ともに自殺した男性の慰霊祭[2020/11/25 06:28]

 作家の三島由紀夫らが自衛隊駐屯地に立てこもり、自殺した事件から25日で50年です。三島とともに自殺した男性の慰霊祭が24日に行われました。

 1970年、三島由紀夫ら5人が「日本の真の独立」のために「憲法改正」への決起を自衛隊員に呼び掛けた後、三島と民間防衛組織「楯の会」の森田必勝学生長が割腹自殺しました。
 森田治さん(91):「この50年を一つの区切りにして頂いたらいかがだろう」
 24日、森田学生長の慰霊祭が行われました。兄の治さんはずっと続いてきた慰霊祭を今回で最後にしようと呼び掛けました。
 森田治さん:「憂国の死と認めつつも、どうしてこういう最期を遂げなきゃならなかったんだという。死ぬことはなかったろうと。ものは豊かになったけれど、本当の意味で日本はこれでいいんだろうかと、こういう訴えが非常に強かったように思う」

こちらも読まれています