脱ハンコの流れの中…「ハンコの里」は全町議が発注[2020/11/27 07:41]

 国が行政手続きでの「脱ハンコ」を進めるなか、山梨県市川三郷町では地元産業のハンコをPRするため、全町議がハンコを作りました。

 市川三郷町の町議が作ったのは落款印と呼ばれる書道や日本画などに押されるハンコです。26日、地元の印章業連合組合が町議らが発注した手彫りの落款印を納入しました。町は大正時代からハンコの生産が盛んで、「日本一のはんこの里」を名乗っています。受け取った町議らは早速、自分の名刺にハンコを押してその魅力をアピールしていました。ハンコを納入した業界組合の小林組合長は「ハンコは実務以外にも楽しい使い方ができることを知ってほしい」と話しました。

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