地球から580万キロ 帰還中の「はやぶさ2」撮影成功[2020/11/27 21:27]

 国立天文台のすばる望遠鏡が地球に向かっている小惑星探査機「はやぶさ2」の姿を撮影することに成功しました。

 ハワイにある国立天文台のすばる望遠鏡が20日午前0時すぎに撮影した画像。黄色い丸で囲まれ、画面の中央を移動する光の点がはやぶさ2です。撮影時の地球からの距離は約580万キロで、地球と月との距離の約15倍だということです。はやぶさ2が小惑星探査に向かった2015年に1度撮影に成功していて、その姿を捉えたのは約5年ぶりになります。はやぶさ2は来月6日、小惑星で採取した物質が入っているとみられるカプセルをオーストラリアの砂漠に投下する予定です。その後、再び別の小惑星の探査に向かうことになっています。

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