12月〜節分までOKのところも…神社で初詣“密対策”[2020/12/02 08:11]

 年始の恒例行事もウィズコロナ。ある神社は、密対策として「初詣は12月から節分まで」と呼び掛けています。

 神奈川県鎌倉の鶴岡八幡宮では、例年なら年明けに始まる正月の縁起物「破魔矢」の販売を1日から始めました。密防止対策として三が日に初詣の参拝が集中しないよう12月から節分までの期間の参拝を呼び掛けているためです。鶴岡八幡宮は新年用に大小合わせて約12万本を用意しました。感染拡大の影響で、例年の半分程度の本数です。
 千葉県の成田山新勝寺では新年に向け、300年以上続くとされる大しめ縄作りが急ピッチで進められています。出来上がると全長6.6メートル、重さ200キロになります。今年の正月三が日、新勝寺には約318万人が参拝しました。来年の初詣では新型コロナ感染予防のため三が日以外に参拝する「分散参拝」を呼び掛けているほか、参拝の列を例年の10列から6列に制限したり、手水でのお清めを禁止したりするなど対策を取る予定です。

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