SNSで悲痛な訴え#医療従事者の声を聞いて下さい[2020/12/05 23:30]

埼玉県の羽生総合病院。
看護師の橋本さんは重症患者病床で働いています。

羽生総合病院 看護師 橋本美香さん(39)
「当院はコロナ病床が28床でいま全て埋まっているような状況。何が大変かといったらやはりマンパワー不足。重症であればあるほどやはり看護には時間がかかりますし帰れるには帰れるがかなり遅い時間になってしまうのが現状にあります。重症看護に慣れていない看護師たちが一生懸命それに向かってやっているというところでは一人一人の精神的な悩みは大きくなっているのではと感じます」

いま、SNSでも過酷な現場で働く医療従事者の“悲痛な訴え”が広がっています。

Twitter29歳女性・看護師
「医療従事者は仕事があるだけマシ、そんなの分かってます。でも、もう正直しんどいです」

Twitter30代男性・看護師
「本当にキツイ。もうやってられない。現場が、崩れていく」

Twitter26歳女性・看護師
「心無い言葉に毎日傷つけられています。何のために頑張っているのか分からなくなります」

“医療の現状を伝えたい”という思いで、こう投稿した看護師の女性に話を聞くことができました。

SNSに投稿した看護師(26)
「同じ職場の人からも差別的発言が出てたりするので精神的にはつらい。触らないでと言われたこともありますしファイルで体を避けられたりとか、自分が汚いということを自覚してといわれたことはあります」

実家で両親と暮らしていますが顔を合わすことすらできないといいます。

「仕事に帰ってきてまずお風呂に入ったら、そのまま自分の部屋に行って食事は全部自分の部屋で食べるようにしてます。寂しいし辛いですけど自分が感染源になって家族にかかるよりかはしょうがないのかな。いつまで続くのか、みんなが疲れ切っている状態です」

病床が逼迫(ひっぱく)する大阪で、コロナ病棟を担当する看護師は悩みがあると話します。

大阪暁明館病院 看護係長 小園夏美さん(39)
「休みは気持ちを切り替えてしっかり休もうと思うが、やはりなかなか緊張感が抜けなくて病棟のことを考えてしまったりとかずっといろいろ考えてしまうことはある」

GoToキャンペーンも「蚊帳の外」です。

近畿中央呼吸器センター 看護師
「(医療従事者は)できるだけ自分が感染源とならないように、うつらないように、皆が神経使って普段の生活はしているのかなと思っているんです。自粛をずっと続けている状況なのでなかなか旅行っていう感じではないです」

それでも奮闘する医療従事者の“心の支え”となっているのが応援の声…

羽生総合病院 看護師 橋本美香さん(39)
「主人からは『医療従事者として今が一番大変な時ではあるけれども、家のことは大丈夫だから頑張っておいで』という言葉をかけられた」
「休憩室に行ったときに『現場で頑張ってる看護師さんたちへ』っていう手紙が置いてあったのを見てすごく勇気づけられました。私たちはいつでも応援してるので頑張ってくださいという内容が書かれてあったんですけど、また頑張って午後からまた頑張ろうという風にすごく背中を押されました」

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