栃木県の「ふくろう神社」で一足早いすす払い[2020/12/09 23:44]

 いよいよ今年も残すところわずかとなり、「ふくろう神社」として知られる栃木県の神社では一足早く新年に向けたすす払いが行われました。

 栃木県那珂川町の鷲子山上神社は境内に高さ7メートルの大きなふくろうの像が祭られていることから、ふくろう神社として知られています。12月9日は数字の1と29の語呂合わせで「いーふくろう」と読めることなどから、像のすす払いが行われました。応募した一般の参加者ら60人と神社の関係者が長さ5メートルの笹ほうきを使って、ふくろうの像についたほこりを払い落としました。
 参加女性:「楽しいです、毎年来てます」「コロナ収束してくれて、いつでも安心して出掛けるようになれるとうれしいです」
 参加男性:「来年はよい年になるようにお願いした」
 長倉樹宮司:「ここは不苦労の神社といわれるように、まずクロウ(苦労)が一年間の、運び去って頂くと、すす払いで。そして来年はクロウ(苦労)のない良い年を迎えると」
 鷲子山上神社は金のフクロウにちなんで金運アップを祈願する人が後を絶たず、ピカピカになったふくろうの像の前で手を合わせる姿も見られました。

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